転ばぬ先の杖!応急給水場所
皆様こんにちは。
春の日差しが心地よい毎日でございますがいかがお過ごしでしょうか。
本日は【シティハウス浦和針ヶ谷】から徒歩5分・約400mにございます
『北浦和浄水場・水道局針ヶ谷庁舎』のご紹介です。
庁舎はかなり古く感じますが、こちらは昭和27年から給水をしている
地下水を水源とした浄水場です。
概要をお伝えいたします。
・水道水源:地下水(深井戸)
・配水能力:2900立方メートル/日
・深井戸:深度197メートル1井 ・深度212メートル1井 ・深度256メートル1井
・ 配 水 池 :670立方メートル
色々とスケールが大きくて伝わりにくいかもしれませんが
水2900立方メートルというと、290万リットル500㏄のペットボトル580万本分
重さは2900トン。(東海道新幹線の新型車両は16両編成で約700トン)
深度256mというのもピンと来ないかもしれませんが
東京タワーの展望台(高い方・トップデッキ250m)に匹敵する深さです。
こちらの施設は、災害時に給水を受けることができる
さいたま市水道局の応急給水場所になっております。
浄・配水場(20か所)、災害用貯水タンク(68か所)・非常災害用井戸(23か所)
市内111か所の応急給水場所がございますが
その中でもかなりの貯水力を有している施設です。
災害用貯水タンクというのは小中学校や公園などに設置されていますが、
確保している飲料水(水道水)は100立方メートル
(1人1日3リットルとして11,000人×3日分)
これでも心強いですが、北浦和浄水場の貯水能力は670立方メートル
災害用貯水タンクの6.7倍(1人1日3リットルとして74,000人×3日分)
さいたまスーパーアリーナのスタジアムモード定員が3.7万人ですので、
その2倍の人数に対して3日分の飲料水が蓄えられています。
ニュースなどで目にする給水車は2tローリーが一般的ですので
給水車約335台分の備えです。
もちろん、お世話になる日が来ないことを願いますが、転ばぬ先の杖。
何かあったとき、近所にこういった備えがあるのは心強いですよね。
(水は意外と重たいので容器を入れるリュックや車輪付きの容器などを
備えておかれることをお勧めいたします)
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